[prpsay img=”https://tanayashiki.com/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0105.jpg” name=”たなやしき”]今更なんですが、大ヒット自己啓発本の「夢をかなえるゾウ」を読んだので、感想などまとめました。[/prpsay]
[prpsay img=”https://tanayashiki.com/wp-content/uploads/2017/11/icon.ntm_.smile_.jpeg” name=”ナトゥメ” from=”right”]ガネーシャがメインの小説とはいいデスネー。吾輩も神様ではガネーシャが一番好きデスヨー[/prpsay]
[prpsay img=”https://tanayashiki.com/wp-content/uploads/2017/12/IMG_0105.jpg” name=”たなやしき”](えっ、ナイジェリア人設定は……)[/prpsay]
夢をかなえるゾウって?
夢をかなえるゾウとは、200万部を超えの水野敬也による人生指南書である。
自己啓発本を読み、「成功したい、変わりたい」と思いつつも、何も達成できない社会人の男性。ある日、彼は友人とアイドルや有名人が沢山いるパーティに参加することとなる。そのパーティの参加者と比較して、あまりにちっぽけな自分の人生に直面し、彼はインド旅行で買った置き物に「人生を変えたい」と泣き叫んでしまう。次の日の朝、置き物はインドの神様・ガネーシャと名乗る関西弁を話す化け物へと変化していたのであった。主人公はガネーシャに振り回されながらも、夢を成すためにガネーシャの課題を行うことになる。
夢をかなえるゾウは、主人公と一緒に読者もガネーシャの課題をこなすとともに成功者を目指す自己啓発本の一種である。
ヒンドゥー教の神の一柱。人間の体に象の頭で、腕が4本生えている。商業や学問の神であり、富をもたらす神として人気者である。
ガネーシャの課題
ガネーシャは毎日課題を出しており、主人公と読者は課題をクリアしていきます。課題は、過去に成功を収めた偉人とリンクしています(物語の詳細は本書で確認してみてください)。課題の内容は以下になります、
- 靴をみがく
- コンビニでお釣りを募金する
- 食事を腹八分におさえる
- 人が欲しがっているものを先取りする
- 会った人を笑わせる
- トイレ掃除をする
- まっすぐ帰宅する
- その日頑張れた自分をホメる
- 一日何かをやめてみる
- 決めたことを続けるための環境を作る
- 毎日、全身鏡を見て身なりを整える
- 自分が一番得意なことを人に聞く
- 自分の苦手なことを人に聞く
- 夢を楽しく想像する
- 運が良いと口に出して言う
- ただでもらう
- 明日の準備をする
- 身近にいる一番大事な人を喜ばせる
- 誰か一人のいいところを見つけてホメる
- 人の長所を盗む
- 求人情報誌を見る
- お参りに行く(意味のないと思えることをする)
- 人気店に入り、人気の理由を観察する
- プレゼントして驚かせる
- やらずして後悔していることを今日から始める
- サービスとして夢を語る
- 人の成功をサポートする
- 応募する(才能を見出す可能性を感じることに挑戦する)
- 毎日、感謝する
成功しないのは、結局は実行しないこと
夢をかなえるゾウの課題は、様々な自己啓発本で言われているような眉唾物の内容が多いです。
しかし、夢をかなえるゾウで本当に言いたかったことは別にあります。自己啓発本を読んで「自分は変われるんだ!」と興奮状態になっている間は、課題を実行するが、それを継続することができていないということです。ガネーシャ曰く、成功者は己の信じた課題を継続して実践しているのです。
たなやしき
結局大事なのは継続することと、即実行することなんですよねー。きついけど、頑張りましょう!
自己啓発としてではなく、小説として面白い
さて、確かに自己啓発本として優秀な夢をかなえるゾウですが、到底200万部を超えるほどの情報量ではありません。
では、なぜこんなに売れているのか。
単純に小説として面白いんです。小説の面白さ✖️自己啓発で爆発的な人気を生み出しているのです。多分。
ストーリーとしては単純で、「冴えない社会人が神様と出会って変わっていく」という内容なのです。しかしながら、ガネーシャの関西弁による話の面白さ(人によってはくだらないと思うかも……)が良いアクセントになっています。また、ガネーシャの指導により、僕が頑張って成長していく姿には、謎の感動を覚えます。
表紙の雑な絵のガネーシャのインパクト、「夢をかなえるゾウ(象)」の印象的なタイトル、1、2時間程度で読み終わる丁度良い文量、と「これが売れる本なのかー」と勉強になりました。人の心を惹きつけるというのは、凄いことですね。そんなブログを目指したいものです。
たなやしき
それでは次回もたなやしきで待ってるぞー!