どうも!たなやしき(@tanayashiki)です。
センター試験で政治経済を選択した程度の初心者ですが、最近経済に興味が出て勉強しました。知らなくて、つまづいたところをまとめました!
経済初心者の方は一緒に勉強頑張りましょう。
GDPはけいけんち
「GDP」ってよくわかんないですよね。
とりあえずGDPをあげて国をレベルアップさせようとしてます。
- GDP(国内総生産)は一年間で国内で儲けが出たかの指標。
- GDPの増加は国の経済成長を表します
- 名目GDP、実質GDP、季節変動調整系列があります。
- 名目GDPは、そのままのGDP
- 実質GDPは、名目GDPから物価変動を除去
- 季節変動調整系列は、統計から季節の影響を除去。例えば、クリスマスはものがよく買われるといった影響など
景気には波がある。波紋疾走(オーバードライブ)!
「景気が良い」とか「景気が悪い」とか言いますよね。
僕はよくわからずに雰囲気で使っていましたが、要するに売買や取引といったお金が動く経済活動がどれくらい活発に行われているか?ということです。
経済活動が活発なことを「景気がいい」とかその逆を「景気が悪い」と言います。
- 景気の指標として、景気動向指数があります。
- 景気動向指数が50%以上なら景気UP、50%以下なら景気DOWNといえます。
- あくまで11種類の指標の割合なので、大雑把なものになるので、個人的な景気の感じ方とは違うかもしれません。
- 景気動向指数には、CIとDIの2種類あり、CIは統計的に処理された数値になります。
- CIは前年度との景気の比較に有効な指標です。
- DIは現在が景気が回復局面か悪化局面化を知ることができます。
景気動向指数には、コンポジット・インデックス(CI)とディフュージョン・インデックス(DI)がある。CIは構成する指標の動きを合成することで景気変動の大きさやテンポ(量感)を、DIは構成する指標のうち、改善している指標の割合を算出することで景気の各経済部門への波及の度合い(波及度)を測定することを主な目的とする。
内閣府HPより
景気には調子が良い・悪いときの波があります。4つの波があると言われています。
- キチンの波
40ヶ月周期(企業の在庫の増減) - ジュグラーの波
10年周期(企業の生産設備) - クズネッツの波
20年周期(建造物、世代交代の住み替え) - コンドラチェフの波
40〜60年周期(技術革新)
モノの価格は変化する
「100円」で買えた苺が、来年は全然取れずに「3万円」になるかもしれません。
モノの価値は変化します。
- モノの価格の指標には消費者物価指数(CPI)と企業物価指数(CGPI)があります。
- 消費者物価指数(CPI)
- 総務省が毎月発表します。
- 基準年を100として計算しています。
- 企業物価指数(CGPI)
- 企業間の財の価格のこと
- CPIよりも商品の需給の影響を受けやすいです。
- 消費者物価指数(CPI)
お金の価値だって変化する
「100万円の車」を買わずに、1万ドルに換金していたら、来年は「8千ドル」買えちゃうかもしれません。買えないかもしれません。
- 円高ドル安
- 輸出が不利で輸入が有利
- 円(日本)が強くなって海外から吸い込む(輸入)イメージ
- 円安ドル高
- 輸出が有利で輸入が不利
- 円(日本)が弱くなって海外から吸い取られる(輸出)イメージ
- 輸出UP→景気UPの傾向があったが、近年ではそうでもなくなってきている
- 為替レートは購買力平価説。長期的に物価が均等になる予定です。
市場は操作されている
日銀という魔王が市場を操作しています。
僕にとっては勇者かもしれません。よくわかりません。
- 日本銀行はインフレ・デフレになりすぎないように市場操作している
- マネーストック(社会に出回ってるの通貨量)を操作することで市場操作します。
- マネーストックの操作方法は、コールレート(無担保コール翌日物)とマネタリーベースの操作で行います。
- コールレート制御
- コールレートは銀行同士でお金を1日単位で融通する時の金利のこと
- 銀行間のコールレートの市場をコール市場という
- 日銀がコール市場への借り入れ・引き出しをすることで、銀行の貸出金利に影響を与える
- 日銀が借り入れUP→コール市場金利UP→銀行が企業・一般に貸し出す金利UP→借りるのを渋りマネーストックDOWN→消費・投資DOWN→景気・物価DOWN
- 日銀が貸し出しUP→コール市場金利DOWN→銀行が企業・一般に貸し出す金利DOWN→借りるのが容易になりマネーストックUP→消費・投資UP→景気・物価UP
- 金利が低すぎて制御ができなくなっている。
- マネタリーベース制御
- マネタリーベースは中央銀行が供給する量のこと。マネタリーベースの量でマネーストックを調整。
- マネタリーベースUP→マネーストックUP→消費・投資UP→景気・物価UP
- マネタリーベースDOWN→マネーストックDOWN→消費・投資DOWN→景気・物価DOWN
- アベノミクスの三本の矢の一つ。今のところ作用していない。物価をUPさせることが大事らしい。
- マネタリーベースは中央銀行が供給する量のこと。マネタリーベースの量でマネーストックを調整。
- コールレート制御
ファンドは資金を運用している
昔は怪しかったけど、今では一部は優良な投資先であるファンド(投資信託)。国もファンドを持ってます。
- ファンド(投資信託)とは投資家たちの資金を運用して、その成果を投資家に還元する組織
- SWF(ソブリンウェルスファンド)
- 政府のファンドが国の資金を運用する方法
- GPIF
- 年金積立金管理運用独立行政法人の略称はGPIF(Government Pension Investment Fund)
- 年金を運用して増やす日本の機関。利益的には優秀だが、国民の大事な資産のため、海外と比較して保守的すぎる。保守的な人は投資のポートフォリオ の参考にするのがおすすめ
経済はクソゲーよりは面白い
経済を少し勉強してみて、知らないことばかりで結構面白かった。
名作・ラストオブアス2ほどは面白くないけど、クソゲー・四八(仮)よりは面白いって感じ!
皆様も暇な時には経済のお勉強をしてみたら、どうでしょうか。ちょっと賢くなった気になりますよ〜