毎日仕事が大変で、もうこんな生活耐えられない。輝いたあの頃に戻りたい。
あれ？
そもそも輝いたことなんてあったっけ？
戻りたい過去なんてあったっけ？
安心してください。過去の輝きなど全て幻想です。
こんにちは。社畜界の天使・たなやしき(＠tanayashiki)です。
青春っていいですよね。
昼休みの屋上、放課後の校舎、深夜の校庭、恋愛に興味ない、気になるあの子、恋のライバル……
あー、ゾクゾクしてきた。
青春に縁のない社会の歯車にオススメな1冊。”月曜日の友達”をご紹介しましょう。
作品概要・全2巻
・作者：阿部 共実（あべ ともみ）
・『このマンガがすごい！2018オトコ編』第4位
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月曜日の友達とは？
みんなが少しずつ大人びてくる中学1年生。
そんな中であどけなさが抜けない女子・水谷茜。水谷はひょんなことから「俺は超能力が使える！」と
突拍子もないことを言う同級生の男子・月野透と
校庭で会う約束をする。決まって月曜日の夜に。大人と子供のはざまのひとときの輝きを描く、
まばゆく、胸がしめつけられるガールミーツボーイ物語。阿部共実、最新作にして最高傑作、誕生！
引用：Amazon 内容紹介
評価はこんなところでしょう！
評価ときめき度：
絵の可愛さ：
ストーリー：
セリフ廻し：
可愛い絵柄に惹かれる
絵柄に惚れて、読もうと思いました。
トゥーンリンクのような絵が可愛すぎます。
月曜日の友達 第1巻より
似てない？
もはやトゥーンリンクじゃない？
激カワな絵柄です。
画集が欲しいくらい。いや、それほどでもないか。
セリフが素敵
月曜日の友達は、とにかく言い回しが素敵です。
本当に中学校1年生かよ！！
ってツッコミたくなります。
でも、心が繊細な青春期って、ここまで言語化して表現できないとしても、それに近い精神状態ではあったと思います。
絵柄が可愛いので、セリフがクサすぎるのをカバーしてくれてるのも良いと思いました。
君がいつか大人になった時にふと、
時々でも
もし、
この町で働いている俺のことを思い出してくれたなら、
道を歩いている自分の傍に君がいてくれたなら、
それはどれだけ美しいことだろう。月曜日の友達 第2巻より
素直で素敵ですね。素敵ングですねー。
ネタバレなので、誰が誰に向いての言葉かは、言いません。
飛沫のひとつひとつが
暗闇に光る月とふたりを
逆さにうつすんだ。チカチカと月光を
反射させる
水と共鳴するように
月野の大きな目も
銀色に光る。月曜日の友達 第2巻より
表現が青春小説のようですね。
心が荒んでいるサラリーマンは、ちょっとイタイなーとか思ってますでしょう。
でも、残念。絵柄が綺麗ので、心に響くんですよー。
いいジュブナイルしてますねー
毎日同じような日々を繰り返すサラリーマンにとって、青春時代とかに弱いんですよね。
体は大人になり、社会からは責任を押しつけられつつも、精神は未だに不完全な貴方の心にジャストミート。
青春時代に憧れた大人が今の貴方なんです。
周りの人達のことなんて忘れて、自分勝手に楽しく生きていこう。
そんなことを感じた作品でした。
▼漫画の主題歌なんてのも、主題歌なんてものがありました。公式みたいです。
最後に
えぇ、話や……
もう僕に青春はないんやな
たなやしきサン、今が残りの人生で1番の青春期デス。
トキメキは求めないと、ありませんよー。
そうだね。
明日から本気で青春しますかねー。
月曜日は大嫌いだけどさ。
ニートは月曜日も祝日もこよなく愛していマスヨ！
それでは、次回もたなやしきで待ってるぞ！！
