方法序説Deカルチャー

[mathjax]

ナマステー。どうもナトゥメです。
今日は、デカルトの“方法序説”をご紹介しまショウ。キラッ☆

方法序説 (岩波文庫)

posted with ヨメレバ

デカルト 岩波書店 1997-07-16

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デカルトという偉大な男

我思う、ゆえに我あり……

！？
この名言（ギャグ）は……もしかして、あなたはデカルトさんデスネ！

そうです。アタシが変なおじさんのデカルトです。

うわー、初めて見た！！
髪がめっちゃフワフワですネ！！
デカルトさんの概要は以下デス

方法序説について

それでは、デカルトさんの不朽の名作・方法序説についてご紹介しマス。
これって、屈折光学、気象学、幾何学の３つの科学論文の序文なんデスネ。知りませんでした。

そうなんです。
まさか、論文本体より、序文が有名になるとは……
ただ、科学論文は現代ではちょっと自信ないので、もう見ないでいいです。
それよりも、より深い形而上学を考察した“省察”を呼んでくださいねー

論文とかの概説や付録的な存在なんデスネ。

うーん、というかー。序文が”理性を正しく導き、学問において真理を探究する方法”を書いてて、３つは、それを実証してるって感じだよー

• ・”方法序説”は、３つの科学論文の序文である。100ページくらいの書物 

  ・”省察”はもっと形而上学を深掘りしてるみたいだゾ

思想改革の方法

方法序説における思想改革には、演繹法(三段論法)を用いてるゾ。

上記からもわかる通り、【誰もが正しいと思える事実】が誤りであった場合、【妥当な結論】も誤った答えになってしまう。

よって、デカルトは、【誰もが正しいと思える事実】が間違わない、あるいは、間違っていても影響が大きくならないように４つの法則を作ったゾ。

明証的に真と認めるのでなければ、どんなことでも真と受け入れないこと。

注意深く速断と偏見を避けること。
そして、疑いをはさむ余地の全くないほど明晰かつ判明に精神に現れるもの以外は、何もわたしの判断に含めないこと。

【誰もが正しいと思える事実】の判断を間違えると、【妥当な結論】も間違える。
すると、複雑になる程、後戻りが大変になり、無駄な時間を過ごしてしまう。
ゆっくりでも確実に明証性を示していくこと。

小部分に分割し、明証性を判断していくことで、ミスの可能性と影響力を少なくできる。

第三は、わたしの思考を順序に従って導くこと。
そこでは、もっとも単純でもっとも認識しやすいものから始めて、少しずつ、階段を昇るようにして、もっとも複雑なものの認識にまで昇っていき、自然のままでは互いに前後の順序がつかないものの間にさえも順序を想定して進むこと。

分析してタスクを細かく分割したら、それらの解決の順序も大事だゾ。
簡単なものから、より複雑なものへ。
全ての問題解決に通づる。

そして最後は、すべての場合に、完全な枚挙と全体にわたる見直しをして、なにも見落とさなかったかと確信すること。

最後のチェックを軽視するものは、必ず失敗するゾ。

数学の式や座標も作ったゾ

デカルトさんは、今でも使われてる直交座標系や代数学の基礎を作り上げてたらしいデスネ！

そうなんですよー。凄いでしょう？
デカルチャーでしょう？
私は天才なんですよー。

中学校の数学でも教えられてる座標はデカルトさんが作ったんですねー。

凄いですねー。

直交座標系による平面上の点の座標と四つの象限

”直交座標系”『ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典』
更新日時：2018年4月24日 (火) 08:28　URL: http://ja.wikipedia.org

最後に

我の凄さ、わかったかな？
ちなみに、不完全な人間が神という完全を認識できていることこそ、神が先天的に我々の魂に神の存在を刻み込んでいるという証拠だ！

凄いデス！
でも、貴方自体はデカルト似の変なおじさんですよね？

キラッ☆

そうです。ほんとは、アタシが変なおじさんのデカルチャーでした。
でも、お前も夏目漱石似の変なおじさん……だろ？

そうです。我輩も変なおじさんのナトゥメでした。
……それでは、次回もたなやしきで待ってマスゾー！！

方法序説 (岩波文庫)

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デカルト 岩波書店 1997-07-16

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