PS2名作ランキングベスト96……1位は◯◯◯シリーズの傑作

個人的ゲームの熱いバトルシーン3選【恋敵・復讐・師弟対決】

バトルシーン

ピエロ
ピエロ

ゲームに熱いバトルはつきものだ。

今日はゲームの中で個人的に熱いバトルシーンを3つ紹介する

めちゃくちゃネタバレなので、閲覧注意!

ネタバレしてても面白い作品ばかりなので、ネタバレ苦手じゃない人は見てみてね

【恋の戦い】ファイナルファンタジーⅩ(シーモアvsティーダ一行)

人気シリーズファイナルファンタジーでも多く支持を受けるFFⅩ

発売は2001年と若い年代の人は未プレイの方も多いのではないでしょうか。リメイクはたくさんでてるので、そうでもないかもしれません。

ストーリーを雑に説明すると、中高生のときにオラついたヤンキーと真面目そうな清楚美人が相性良くなさそうなのに何故か付き合ってしまう現象を壮大な世界観(流行りの異世界系をいち早く取り入れている)で表現したゲームです。

主人公のヤンキーは、名をティーダ。金髪で外ハネヘアーの健康的な日焼けをした肉体派イケメン。ティンバーランドとクロムハーツに似たブランドを好みます。(たぶん)

ブリッツボールという人気スポーツのプロ選手でチームの若きエースとなるほど運動神経抜群で、コミュ力も異様に高くヨウキャ界隈でもかなりの強者です。ティーダの父親ジェクトも元ブリッツボールのプロ選手であり2世有名人でもありますが、父とは不仲であり、引退後、父は失踪し、浮浪者となります。常時サングラスをかけて長いマントを羽織った酒浸り父の悪友アーロン酔っ払いながら放った適当な一言で自分が世界の主人公だと勘違いする天然な面もある憎めない男の子です。

ヒロインのユウナは、黒髪ロングのおっとり系で美女。親や村で洗脳されて、掟のために長い旅と自殺を強要される可哀想な美少女。強い使命感を持っているが、自由に生きるヤンキーに心惹かれてしまいます。もちろんヤンキーも女の子が大好きなので、ティーダもユウナのことが大好きなのは言うまでもありません。

ただのラブロマンスであれば、FF10がここまでの人気にはならなかったでしょう。

FF10が傑作なのは、シーモアという召喚士の存在です(断言)

ゴキブリのようなキモい青色の髪型をしているが、顔面は文句ないハンサムで、グアド族長という高いステータスを持つエリートで、ユウナのことが好きな男の子の1人です。

ティーダの恋のライバルとして立ちはだかりますが、召喚士という共通の話題もあることからゲーム序盤はシーモア有利な展開です。ユウナも当初シーモアを尊敬しているような顔をしていました。

しかし、全て完璧な人間なんていません。悲しいかな、シーモアは過去の悲しい出来事で性格がひん曲がっています。

シーモアはマザコンなのです。

どんなに素晴らしく素敵な人であってもマザコンであると引かれます。マザコンのキムタクより、マザコンじゃない田中卓士の方が素敵です。(田中卓士はマザコンかもしれないですが)嫁姑問題も原因の多くはマザコンです。(偏見)

「シンという大きな鯨みたいな生物になって世界を滅ぼす」という大変痛い思想も持っているのも大変減点ですが、ユウナにとって、いや全女性にとって、いちばんダメなのはマザコンです。

さて、そんな個人的に応援したくなるシーモアですが禁じ手を使ってしまうことでプレイヤーから嫌われてしまいます。なんとユウナとの結婚式を強行し、彼女のファーストキスを奪ってしまうのです。シーモア28歳、ユウナ17歳でした。(昨今のニュースで11歳差くらい何とも思いませんが、老け顔のシーモアは40くらいにも見えます)

ティーダに感情移入して、なりきっていた人は悔しくて夜も眠れなかったでしょう。

勧善懲悪。シーモアは最終的にヤンキー一行に暴力で殺されてしまいます。それほど麗しき乙女のファーストキッスの価値は重いということです。

しかし、シーモアは殺されてもストーカーのように何度も死人として復活して強敵として現れます。彼がボスキャラとして強いこともプレイヤーに嫌なイメージを与える要因でした。シーモアと母親の関係がよくまとめられている動画あったので貼っておきます。

シーモアの母親は召喚獣・アニマとして、最終的にはユウナの手持ち召喚獣の一匹となります。シーモア戦でアニマを召喚すると聞けるシーモアが悲しい名言を最後にこのチャプターを終わりとしましょう。

「すべてが私をこばむか……それもよかろう」

【復讐の戦いThe Last of US PARTⅡ(エリーvsアビー)

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント

『The Last of US PART2』は、2020年に発売したシリーズの第二作目になります。

基本的にはウォーキングデッドとかのゾンビ物と似ており、パンデミックが起こり、感染者と戦い、生き残った人間同士でも争うというストーリーになります。希望と絶望、信頼と裏切り、知性と暴力が入り乱れて、感情が揺さぶられる名作です。

前作までのあらすじは、少女・エリーが感染の抗体をもっていることから、ゴリゴリの孤高のおっさん・ジョエルと一緒に研究センターまで行くという旅になります。抗体を生成するにはエリーが死亡してしまうことを知ったジョエルは、一人で研究所と軍隊を全滅させてエリーを連れ出すという結末となっています。

本作では、前作から引き続きエリーと、ジョエルに殺されてしまった研究員に父を持つアビーの二人が主人公となっています。

エリーは前作と引き続きの主人公でエリオット・ペイジ似の美少女。

Elliot Page by Gage Skidmore,CC BY 3.0,Link

本作では、ジョエルとの旅で培ったステルス能力と銃器・弓などの道具を駆使し、細身だが「やると言ったらやる、凄みがある」強靭な精神力でパンデミックの世界でも強者な存在となっています。ジョエルの影響でギターも嗜み、レズビアンの側面も持つ個性の塊です。あと、感染胞子が効かないというチート能力も健在です。

そして今作初参戦のもう1人の主人公をアビーといいます。

アビーは父親の復讐のために軍隊に入り筋トレに明け暮れます。そして、そのまま育てば可愛い美女になりプレイヤー人気も高かったであろう未来を代償に、圧倒的な筋肉を手に入れた金髪ゴリゴリ女性です。特に腕の筋力は凄まじく、その握力や打撃で相手が男性であろうと粉砕します。

本作は復讐がテーマになります。

アビーはゲーム序盤でジョエルを殺害し、復讐を達成します。しかし、NARUTOでカカシ先生がサスケに説教したように復讐は復讐を呼ぶのが自然の摂理です。今度はジョエルの復讐としてエリーという化け物がアビーに対して牙を剥きます。エリーは強いだけでなく、好感度も高いので、戦えば戦うほどアビーの好感度が下がってしまうという一番相手にしたくないです。

しかも、プレイヤーは愛着あるジョエルを殺したアビーに恨みを持った状態で、アビーへと操作が変更、そしてボスキャラとなった愛しのエリーを倒すと言う鬼シナリオをこなさなくてはならないのです。アビーとしてもそんなシナリオは嫌だったでしょう。せめてプレイヤーにはエリーを操作して、ムービーでアビーが勝つとかしてもらった方がプレイヤーに嫌われなくてすんだのに。

ゲーム上、アビーとエリーは何度か戦いますが、最後のバトルは圧巻でした。

エリーは復讐を忘れ、ガールフレンド・ディーナと幸せな生活を送っていましたが、ジョエルのことがどうしても頭から離れずに再度復讐に向かいます。

一方、アビーは新しい人生を見つけるため、命の恩人である少女・レブとファイアフライ(軍隊)の仲間を探す旅に出る途中で宗教団体につかまり、吊し上げられます。

エリーは瀕死になりながらも、宗教団体からアビーたち助け出して、戦うよう強要します。アビーは全てを代償にして手に入れた筋肉を失い、戦う気力すら無くなっていましたが、レブを人質にされて最後の戦いとなります。

満身創痍な2人の戦いは、泥臭く、最後にはアビーがエリーの指を噛み切るという本能による行為はまるで感染者同士のような戦いでした。

エリーがアビーを溺死させる寸前で戦うことをやめたため決着はつきませんでした。エリーは帰宅すると、ディーナは家におらず、アビーに指を噛み切られたためギターを弾くことはできなくなりました。エリーもアビーも大きなものを失い、復讐をすることで、さらに大きなものを失っていくという物悲しいストーリーですが、誰にも秘められた心の闇の部分を描ききった素晴らしい作品となっています。

【師弟対決】メタルギアソリッド3(ビッグボスvsザ・ボス)

最後の熱いバトルシーンは師弟対決です。弟子が強くなり、師匠を超える展開って熱いですよね。

漫画だと、るろうに剣心緋村剣心vs比古清十郎東京喰種:re金木研vs有馬貴将

アニメだと、Gガンダムドモン・カッシュVS東方不敗

映画だと、スターウォーズアナキン・スカイウォーカーvsオビ=ワン・ケノービ。

とか思いつきますけど、師弟対決って基本的にめちゃくちゃ熱いですよね。個人的に一番熱いのが「メタルギアソリッド3」ビッグボス(弟子)とザ・ボス(師匠)の戦いです。

ストーリーは複雑なので省略してざっくり言うと、ザ・ボスは伝説の部隊のボスでありネイキッド・スネーク(のちのビッグボス。ネイキッド・スネークはスマブラにもでてる有名なソリッド・スネークじゃなくて、ソリッドのクローンの元になった伝説の傭兵のこと)の師匠であるイギリス系アメリカ人女性。ザ・ボスはソ連に亡命する手土産に核弾頭を渡すが、それをソ連側の大佐にソ連内で使用され、ザ・ボスがソ連で核弾頭を使用したと誤解される。アメリカはソ連との戦争を避けるため、ネイキッド・スネークに師匠でもあるザ・ボスの暗殺を命じる。ザ・ボスの暗殺に成功したスネークは、ボスを超えた存在として「ビッグボス」の称号を得る。……全然ざっくりしてないし、わかりづらい。

まあ、無駄に専門用語を並べたような長い文章を書きましたが、スネークは育ての親であり尊敬すべき最強の師匠・ザ・ボスと周囲のいざこざで戦わなくてはならなくなって、様々な葛藤がありながらも、ラストは白い花びらが舞う美しい景色の中、ザ・ボスと殺し合いをするという美しくも残酷な名シーンなわけです。(同じこと2回言った?)

ストーリートレイラーは何度も見返してしまうほど大好きです。

さいごに

ピエロ
ピエロ

面白いゲームに熱いバトルはつきものだよな

たなやしき
たなやしき

うんうん。熱いバトル見ると、心が踊るというか、湧き上がる何かがあるんだよね。

トラン
トラン

なんでお前らって日常生活では、戦うどころか目を合わすことすらしないのに。

熱い戦いを見るのが好きなんでしょう。

たなやしき
たなやしき

ピエロ
ピエロ

……さいごに熱いバトルシーンがあるソフトをまとめときます。

トラン
トラン

あ、また地面みてしゃべってる。

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ソニー・インタラクティブエンタテインメント

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