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【1時間勉強したら、ゲーム1時間していいよ編】未来の不幸な若者達のために、たなやしきの半生を記そう4〜デュエルスタンバイ〜

 

たなやしき

どうも、会社に行くのが嫌すぎて、作業着が囚人服、白い建物が刑務所にしか見えないたなやしき(@tanayashiki)です。
今回は、僕の人生を狂わせた大きな要因の1つテレビゲームと小学校生活について話します。そこから不幸について学んで生きましょう。

 

ゲームとの出会い

僕とゲームとの出会いは、幼稚園の時に金持ちのW君の家でのスーパーファミコンとの出会いである。

 

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その出会いを境にゲームに想い焦がれるようになった。

「もし僕の家にゲームがあったら、そんな素敵なことはない」

一度水見式をやったときに、水に不純物があったので、私は具現化系のようだった。

スーパーファミコンを具現化しようと決めてからはイメージ修行だ。
最初は実際のゲームを一日中いじくってた、とにかく四六時中だよ。
目をつぶって触感を確認したり、何百枚何千枚と鎖を写生したり。
ずーっとただながめてみたりなめてみたり、音を立てたり、嗅いでみたり。

 

……

 

色々やってみたが、たなやしき学校での絶以外の念能力は使えないみたいだったので、具現化するのは諦めた。

実際に水見式での水の不純物は、ただのゴミだったようだ。
そう、私とおなじ。

作戦を変更して、祖父母に泣きついたところ、誕生日プレゼントとして、スーパーファミコンを買って頂いた。

今でも頭が上がらない。

ジジババサイコー。ちょれええええええ。

 

 

勉強1時間したら、ゲーム1時間していいよ

人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない 。

何かを得るためには、それと同等の代価が必要になる 。

それが、錬金術における等価交換の原則だ。

その頃僕らは、それが世界の真実だと信じていた。

人は何かを得ようとした時、同等の代価が必要である。
(CV:釘宮理恵)

 

 

ゲームを1時間するためには、勉強を1時間しなくてはならない。

それが、たなやしきの制約と誓約。

スーパーファミコンを購入してもらう時の条件であった。

純粋なたなやしきは、朝5時に目覚め、1時間勉強し、1時間ゲームをして小学校に向かった。

小学校から帰ると、2時間勉強し、2 時間ゲームした。親の目が行き届いていない間は、もっとゲームした。

両親の勉強作戦は成功した。

気がつくと、そこそこ成績が良くなり、視力が劇的に悪くなった。

ただし、第2話でも言及したが、たなやしきは小学校3年生で引越しをする。

 

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引越し後は、そのゲームと勉強ルールがあやふやになった。

有能な読者なら、もう、わかるだろ?

ここに、視力が悪いバカが爆誕する!!!

リボルバー・う◯こ・ドラゴン

さて、話は変わるが、君はリボルバードラゴンを知っているか?

当時流行っていた遊戯王カードウルトラレアカードで、その格好いいフォルムと「コインを3枚投げて、2枚以上オモテだった場合、敵モンスターを破壊する」というギャンブル性が高い効果から、大人気だったカードだ。

 

 

遊戯王の原作では、カードゲームの元・全米チャンピオンのバンデット・キースというキャラクターが所有していた。(以下画像の右下のサングラス男)

 

>

 

バンデットキースは、高火力の機械系のモンスターを操り、さらにはイカサマで圧倒的な強さを誇る。

主人公・武藤遊戯の親友である城之内くんは、ど素人ながら、努力と精神力で、リボルバードラゴンを撃破し、バンデットキースに勝利する。

 


ある日の学校での出来事ーー

 

???

よお、たなやしき!!
見えるんだけど、形がないものってなんだヨォオオオオ
言ってみろオラァアアアア

 

 

たなやしき

この、有名ないじめっ子のセリフは……
じょ、城之内くん!!いや、よく見たら違う……
き、君は!!?

 

 

 

たなやしき

城之内くんじゃない!異常之内くん!!

 

そう、たなやしきの小学校時代の友人にも、城之内くんに負けないほどのデュエリストがいた。

※デュエリストとは、遊戯王の世界でオタクカードゲーマーのこと。

そいつの名は、異常之内くん

 

▼ちなみに、本当の城之内くんはこちら

異常之内くんは、私立の付属中学校に進学するために、1日5時間の勉強を強要されて病んでいた。

学校が終わると、家に急いで帰り、遅くまで勉強していた。
たなやしきにとって小学校は、行くのがダルい場所であったが、異常之内くんにとって、学校の時間が唯一と言っていい自由時間だった。

異常之内くんの父親は大学病院の医者だった。

開業医ではないので大金持ちとまでは言えないが、少なくとも我が家よりは、金持ちであり、遊戯王カードを箱買いしてもらい、レアカードを沢山持っていた。

異常之内くんは暇つぶしに、中流家庭である私とその友人に提案する。

提案その①
輪ゴムで腕をパチンと叩かせてくれたら、リボルバードラゴンやるで!(CV:弘中アナ)

提案その②
コンパスの針でホクロ取らせてくれたら、リボルバードラゴンやるで!(CV:弘中アナ)

※元ネタがわからん無能な奴は、激レアさんを連れてきたを見るんだ!

 

たなやしきと友人は、異常之内くんの課題をパスしていく。

そして、純粋なカード欲しさから、全ての課題をクリアした!

 

たなやしき

さあ、お前の任務を全てクリアしたぞ!!
早く、勉強漬けのお前には必要ないリボルバードラゴンをくれ!!

 

 

異常之内くん

ついに、全ての任務をクリアしたんだな……
よくやった!!
俺のカードをやろう……と思ったが、急に惜しくなってきたなー

 

 

たなやしき

なんだよー、早くよこせよぉ!!
このサイコ野郎ガァ!!

 

 

異常之内くん

わかった、わかった!!そう怒るなよ!!
ほれっ、約束の報酬だ!!
リボルバー・う◯こ・ドラゴン!!!グハハハハハハ!!!

 

そう、残念ながら、人は生まれながらに権力者と奴隷に分かれている。

奴隷は権力者の言うことを聞くしかない。

目の前に人参をぶら下げられて、必死になるのを見て、嘲笑われる……

 

さて、たなやしきは最終的に自力でリボルバードラゴンを引き当てた。

あるいは、リボルバー・う◯こ・ドラゴンが、運の底上げをしてくれたのかもしれない。

 

今回のお話から学ぶ、不幸にならないポイント

・好きなもので釣って、勉強させるのは悪くない戦略だと思う。
ゲームでなければ、なお良い。また、引越し等で環境が変わっても、その制約は守らせろ!!

・強いものには従おう!!リボルバー・う◯こ・ドラゴンを分けてもらえるぞ!!

・遊戯王カードなど、当時流行りのものをするのは悪くなかった。同年代と話が通じるのは、幸せなことだ。

 

次回予告

異常之内くんは見事、付属中学校に合格する。

しかし、中学校は離れ離れになってしまい、結局二人でデュエルする機会はなかったのだが……。

デュエリストたちは惹かれ合う。二人はまた出会い、デュエルすることはあるのだろうか……

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