何でスタンフォード式?
NCAA(全米大学体育協会)は、野球、バスケ、テニス、アメフトなど、24の競技の成績を総合的に評価して、各大学のスポーツの強さを決めています。その強さランキングで、スタンフォード大学は1994年から23年連続1位に選ばれる快挙を成し遂げています。
スタンフォード大学では、疲れの影響を受けないように「疲れの予防+疲れの解消」を重視し、自分の100%のパフォーマンスを発揮できるように努めています。『スタンフォード式 疲れない体』では、スポーツ医学の最先端であるスタンフォード大学で、実際に行われている科学的に証明された”疲れない体を作る”手法を紹介してくれます。
筆者・山田知生って誰だ?
スタンフォード大学スポーツ医局アソシエイトディレクター、同大学アスレチックトレーナー。
1966年、東京都出身。
24歳までプロスキーヤーとして活動した後、26歳でアメリカ・ブリッジウォーター州立大学に留学し、アスレチックトレーニングを学ぶ。
同大学卒業後、サンノゼ州立大学大学院でスポーツ医学とスポーツマネジメントの修士号を取得。2000年サンタクララ大学にてアスレチックトレーナーとしてのキャリアをスタートさせ、2002年秋にスタンフォード大学のアスレチックトレーナーに就任する。
スタンフォード大学スポーツ医局にて15年以上の臨床経験を持ち、同大学のアスレチックトレーナーとして最も長く在籍している。
これまでに、野球、男子バスケットボール、男子・女子ゴルフ、男子・女子水泳チームなどを担当している。
2007年にアソシエイトディレクターに就任した後は、臨床開発で大きくスポーツ医局に貢献、同局プログラムのさらなる改革・促進に取り組んでいる。
アメリカサッカーU21代表チーム同行経験を有する。
本書が初の著書になる。引用:『スタンフォード式 疲れない体』の帯より
山田知生さんは、スタンフォード大学で教鞭をとるだけでなく、自身もスポーツマンとして体を知り尽くした人みたいです。
スポーツ科学の第一人者なので、信頼がおける人物でしょう。
↓日本語でのTwitterも始められているようですよ。
Twitterはじめました。#はじめてのツイート
— 山田知生 (@yama_tomo1) 2018年8月15日
疲れない体になるための格言まとめ
『スタンフォード式 疲れない体』では、数多くの疲れない体を作る実践的なメソッドが多数紹介されています。
僕でも実践できそうで、やっていきたい内容をまとめました。
- 1日最低1回は、IAP<Intra Abdominal Pressure>呼吸法(腹圧呼吸)を行う。
IAP呼吸法とは、吐くときにお腹を膨らませて硬くして、腹圧を高めて呼吸すること。 - ビフォアリセット
・前スキップ×10回
・その場スキップ×10回
・10mのラインを右左に両足でジャンプ×10回
・ゆっくりと右左足のかかとがお尻に着くように走る×10回 - 20分走る(有酸素運動)
- アフターリセット
・ハムストリング・リセット(寝転がって両足を5秒かけて上げ、5秒キープ、5秒かけて下ろす)×10回
・ファー・リセット - 肩甲骨ムービング(右手を右肩に、左手を左肩に置き、肩甲骨を中心に前から後ろに回す)×10回
- スーパー回復浴
- 最低7時間以上寝る。どうしても無理でも6時間以上
- 極力就寝時間、起床時間、睡眠時間を変えない(週末も)
- 朝食をとる
- 食事は腹八分目
- 夜ご飯の炭水化物とタンパク質は、1:3
- 鶏ムネ肉食べる
- 酒を飲まない。飲むなら、同じ量の水を飲む
- 耳と肩を一直線に保つように心がける
『スタンフォード式 疲れない体』を読んで
最近、自己啓発本というか、生活習慣を科学的に考察して、やるべきことを提案してくれる本をよく読んでいる。
似たジャンルの本を読んでいると、やはり共通した部分も多く、そういった情報は特に信用できるし、何より最先端の科学論文の内容を知れるのは楽しい。
科学論文の怖いところは、習慣にしている良いとされることが、新しい論文が出て、
「ホントは、やったらNGなことでしたー」
って手のひら返しされるリスクだ。
といっても、それを回避する手段もないので、我々は天才たちの情報を鵜呑みにして、信じて実行するしかないのだ。バナナだけダイエットとか納豆ダイエットとかの極論は信じるべきではないだろうが。(そもそも、ああいうのは、テレビ番組はあまり信じられないが)
じゃあ、論文とか読んだ方がいいのかなーと思ったけど、一般人に科学論文を読む知性と時間があるだろうか、いやない。少なくとも、僕には。
だから、こういった解釈本を出してくれるのは、大変ありがたいことだ。
最新の科学を、1、2時間で体感できるのだから。
とはいえ、一番大事なのは知識ではなく、実践することだ。
頭でっかちにならずに、実行して自分をより高めることだ!
三日坊主の僕には、厳しいがやるしかない!!
できる環境を作りしかない……
そして広めることだ。
キリスト教のように。
熟女が納豆ばかり食べていたら、
ジジイがビールより体にいいと焼酎を飲んでいたら、
子供が背を伸ばすために牛乳を飲んでいたら、
美女がダイエットのために朝食を抜いていたら……
僕たちは止めなくてはならない。
たとえ世界を救えなくとも、手の届く範囲の人は守りたいから……