どうも、会社に行くのが嫌すぎて、作業着が囚人服、白い建物が刑務所にしか見えないたなやしき(@tanayashiki)です。
今回は、僕の人生を狂わせた大きな要因の1つテレビゲームと小学校生活について話します。そこから不幸について学んで生きましょう。
ゲームとの出会い
僕とゲームとの出会いは、幼稚園の時に金持ちのW君の家でのスーパーファミコンとの出会いである。
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その出会いを境にゲームに想い焦がれるようになった。
「もし僕の家にゲームがあったら、そんな素敵なことはない」
一度水見式をやったときに、水に不純物があったので、私は具現化系のようだった。
スーパーファミコンを具現化しようと決めてからはイメージ修行だ。
最初は実際のゲームを一日中いじくってた、とにかく四六時中だよ。
目をつぶって触感を確認したり、何百枚何千枚と鎖を写生したり。
ずーっとただながめてみたりなめてみたり、音を立てたり、嗅いでみたり。
……
色々やってみたが、たなやしきは学校での絶以外の念能力は使えないみたいだったので、具現化するのは諦めた。
実際に水見式での水の不純物は、ただのゴミだったようだ。
そう、私とおなじ。
作戦を変更して、祖父母に泣きついたところ、誕生日プレゼントとして、スーパーファミコンを買って頂いた。
今でも頭が上がらない。
ジジババサイコー。ちょれええええええ。
勉強1時間したら、ゲーム1時間していいよ
人は何かの犠牲なしに何も得ることはできない 。
何かを得るためには、それと同等の代価が必要になる 。
それが、錬金術における等価交換の原則だ。
その頃僕らは、それが世界の真実だと信じていた。
人は何かを得ようとした時、同等の代価が必要である。
(CV:釘宮理恵)
ゲームを1時間するためには、勉強を1時間しなくてはならない。
それが、たなやしきの制約と誓約。
スーパーファミコンを購入してもらう時の条件であった。
純粋なたなやしきは、朝5時に目覚め、1時間勉強し、1時間ゲームをして小学校に向かった。
小学校から帰ると、2時間勉強し、2 時間ゲームした。親の目が行き届いていない間は、もっとゲームした。
両親の勉強作戦は成功した。
気がつくと、そこそこ成績が良くなり、視力が劇的に悪くなった。
ただし、第2話でも言及したが、たなやしきは小学校3年生で引越しをする。
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引越し後は、そのゲームと勉強ルールがあやふやになった。
有能な読者なら、もう、わかるだろ?
ここに、視力が悪いバカが爆誕する!!!
リボルバー・う◯こ・ドラゴン
さて、話は変わるが、君はリボルバードラゴンを知っているか?
当時流行っていた遊戯王カードのウルトラレアカードで、その格好いいフォルムと「コインを3枚投げて、2枚以上オモテだった場合、敵モンスターを破壊する」というギャンブル性が高い効果から、大人気だったカードだ。
遊戯王の原作では、カードゲームの元・全米チャンピオンのバンデット・キースというキャラクターが所有していた。(以下画像の右下のサングラス男)
バンデットキースは、高火力の機械系のモンスターを操り、さらにはイカサマで圧倒的な強さを誇る。
主人公・武藤遊戯の親友である城之内くんは、ど素人ながら、努力と精神力で、リボルバードラゴンを撃破し、バンデットキースに勝利する。
ある日の学校での出来事ーー
よお、たなやしき!!
見えるんだけど、形がないものってなんだヨォオオオオ
言ってみろオラァアアアア
この、有名ないじめっ子のセリフは……
じょ、城之内くん!!いや、よく見たら違う……
き、君は!!?
城之内くんじゃない!!異常之内くん!!
そう、たなやしきの小学校時代の友人にも、城之内くんに負けないほどのデュエリストがいた。
※デュエリストとは、遊戯王の世界でオタクカードゲーマーのこと。
そいつの名は、異常之内くん。
▼ちなみに、本当の城之内くんはこちら
異常之内くんは、私立の付属中学校に進学するために、1日5時間の勉強を強要されて病んでいた。
学校が終わると、家に急いで帰り、遅くまで勉強していた。
たなやしきにとって小学校は、行くのがダルい場所であったが、異常之内くんにとって、学校の時間が唯一と言っていい自由時間だった。
異常之内くんの父親は大学病院の医者だった。
開業医ではないので大金持ちとまでは言えないが、少なくとも我が家よりは、金持ちであり、遊戯王カードを箱買いしてもらい、レアカードを沢山持っていた。
異常之内くんは暇つぶしに、中流家庭である私とその友人に提案する。
提案その①
輪ゴムで腕をパチンと叩かせてくれたら、リボルバードラゴンやるで!(CV:弘中アナ)
提案その②
コンパスの針でホクロ取らせてくれたら、リボルバードラゴンやるで!(CV:弘中アナ)
※元ネタがわからん無能な奴は、激レアさんを連れてきたを見るんだ!
たなやしきと友人は、異常之内くんの課題をパスしていく。
そして、純粋なカード欲しさから、全ての課題をクリアした!
さあ、お前の任務を全てクリアしたぞ!!
早く、勉強漬けのお前には必要ないリボルバードラゴンをくれ!!
ついに、全ての任務をクリアしたんだな……
よくやった!!
俺のカードをやろう……と思ったが、急に惜しくなってきたなー
なんだよー、早くよこせよぉ!!
このサイコ野郎ガァ!!
わかった、わかった!!そう怒るなよ!!
ほれっ、約束の報酬だ!!
リボルバー・う◯こ・ドラゴンだ!!!グハハハハハハ!!!
そう、残念ながら、人は生まれながらに権力者と奴隷に分かれている。
奴隷は権力者の言うことを聞くしかない。
目の前に人参をぶら下げられて、必死になるのを見て、嘲笑われる……
さて、たなやしきは最終的に自力でリボルバードラゴンを引き当てた。
あるいは、リボルバー・う◯こ・ドラゴンが、運の底上げをしてくれたのかもしれない。
今回のお話から学ぶ、不幸にならないポイント
・好きなもので釣って、勉強させるのは悪くない戦略だと思う。
ゲームでなければ、なお良い。また、引越し等で環境が変わっても、その制約は守らせろ!!
・強いものには従おう!!リボルバー・う◯こ・ドラゴンを分けてもらえるぞ!!
・遊戯王カードなど、当時流行りのものをするのは悪くなかった。同年代と話が通じるのは、幸せなことだ。
次回予告
異常之内くんは見事、付属中学校に合格する。
しかし、中学校は離れ離れになってしまい、結局二人でデュエルする機会はなかったのだが……。
デュエリストたちは惹かれ合う。二人はまた出会い、デュエルすることはあるのだろうか……